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[コンテナ化率の上昇・一貫パレチゼーションの進展と荷役機器の高度化の動き]
外貿港湾貨物のコンテナ化率が上昇しているとともに、国内輸送においてもコンテナ化が進展しつつある傾向がうかがわれる。
また、ユニットロードシステムの最適な方法である一貫パレチゼーションの進展に向けてTl1型パレットが普及しつつある。
このように、効率的な物流を実現するために、物流関達技術の進展と併せて荷役機器の高度化が進められる傾向が見られるものの、規格の標準化は大規模な投資が必要であることなど、普及を困難ならしめている要因も多く存在する。
今後、荷役機器の高度化の進展に加え、TSLの導入やモーダルシフトの進展により、さらに物流の効率化を進めていくことが求められる。

 

神戸港・大阪港のコンテナ化率の推移

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